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「宝石を身につける時はどんな場面ですか?」と質問されて、ぱっと思い浮かぶのはどんなことでしょうか?

まず、結婚式のエンゲージリング、お葬式の時の女性の真珠のネックレス、卒業式や入学式などの特別なセレモニーの時。あるいはパーティなどの普段と違ったおしゃれをする改まった席、つまり、特別な場面で身につけるというイメージが大きいのではないでしょうか?

日本人の間ではいつも常に身につけているのはシンプルな結婚指輪ぐらいもので、「宝石」となると日常生活とはちょっとかけ離れたイメージを持っています。しかし、諸外国ではもっともっと生活に密接した形で宝石に接しているのです。

例えば、ヨーロッパ諸国の古来からの習慣として、祖母、母は亡くなるときに形見として自分も親から譲り受けた宝石を娘に贈り、娘はその指輪を常に身につけていることで常に亡き人の加護を受けられるという考え方が今でもかたくなに残されています。

また、南アジアやアフリカの一部では宝石は人体によい働きかけをする力があるとして健康維持のために肌身離さず身につけている習慣がある国もあるのです。

こういった習慣の違いからも宝石自体が持つイメージが大分変わってくるものなのですが、ことに生活や心に余裕のない日本人においては、もっともっと身近なものとして、一人で過ごす時間に潤いや楽しみを与えたり、優雅で優しい気持ちを作ったりする、また、精神を癒したりする材料として宝石が一役買ってくれたらと願うのです。

そのために、今までの宝石に対するイメージを取り払うべく、学生や主婦のお小遣い程度でも手に入るお手頃価格な宝石の楽しみ方をお話し致します。

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