日本人の間で宝石が身近なものとして感じられない最大の理由は、多くの日本人、そして男性の方々に「あってもなくてもいいゼイタク品」と思われている節が大きいからです。
そのイメージ通り「ゼイタク品」としか呼べないような、とてつもなく高い値段の物もあります。でも、かなり高品質なものでも千円もあればお釣りがくるような宝石もあるのです。
その代表例の一つとして挙げられるのは「水晶」です。一言に「水晶」と言っても本当にたくさんの種類や色があり、しかもそれぞれがとても美しいのです。
一般に良く知られているものの代表例としては、ローズクォーツ、アメジスト(紫水晶)、シトリン(黄水晶)、スモーキークォーツ(煙水晶)、ブラウンクォーツ(茶水晶)などがあります。この他にも様々な色や種類があり、日本各地でもかなり良質なものが採掘されています。
これらの大変安価で手に入る宝石を旅先などで一つ一つ収集していき、マイコレクションを作るのも本当に楽しいものです。
宝石は元はといえばひとえに「石ころ」で、気の遠くなるような遥かな昔、大地が作られた時期に神様が石に施したちょっとしたいたずらにより宝石としての輝きや美しさを授かったものですから、そう思って集めていると、また、見つめていると地球のミステリーを感じずにはいられません。
また、他にはどんなものがあるのか、どんどん奥深い興味が湧いてくるものなのです。
近年のエコブームに乗っ取り、バードウォッチャーや森林ハイカーなどが急増し、自然を見つめることに興味が深まっていますが、ある意味では数多くの宝石を見つめることも一種の「地球観察」に他ならないのです。